いよいよ最終日。
朝、目が覚めて、外を確認すると、曇ってはいるものの、地面はほぼ乾いている模様。
朝食を取っている間には、完全に乾くだろう。
朝食後、チェックアウトして、出発。
バイクも屋根付き駐輪場のおかげで、まったく濡れていない。
今日はこのまま帰るつもりだったけど、ホテルでゲットした観光用のフリーペーパーで
ちょっと気になったトコを見つけたので、寄ってみる事にした。
宍道湖を横目に走り、玉造温泉の辺りで脇道へ入り、その後国道54号線へ合流、
そのまま南下し続け、飯南町役場の手前で、赤名湿地性植物群落という看板を発見。
駐車場もあるようなので、ちょっとだけ立ち寄ってみた。
VTRを駐車場に置いて、遊歩道を進む。
・・・で、やはりこういう看板が(笑)
ココは、毒ヘビ&ハチですか・・・。
しかも、今年は特に多く発生しているとか・・・(-_-;
出会ったらヤダなぁ。
湿地帯だけに、何処に潜んでいるのか分かりにくいので、ちょっとビクビクしながら先に進む。
しばらくすると、湿地帯へ到着。
このまま進めば、湿原の先に長尾池という池があるらしいが、距離が分からないのと
毒ヘビ等にビビっているのと(爆)、思ったより面白くなかったので(おぃ、
早々に引き上げる事にした。
赤名湿地を出発し、さらに南下していくと、島根県と広島県の県境近くにある
本日の目的地へ到着。
その目的地とは、ココ。
久喜大林銀山!!(じゃじゃ~んwww)
・・・知らない?いや、私も知らなかったけどね(笑)
でも実は、徳川幕府直轄の天領にもなった、石見銀山にも匹敵する銀山だったとか。
石見銀山の世界遺産登録に伴い、この銀山も注目される様になり、現在観光資源としての
整備を進めている模様。
・・・まぁ、結局のところ、石見銀山の盛り上がりに便乗しようって事だよね(^^;
早速、銀山巡り・・・といきたいトコではあるが、歩いて行くには意外と範囲が広い。
間歩自体はアチコチにあるのだけれど、逆にありすぎて、どれに行けば良いのか分からない。
とりあえず、パッと見、観光客らしき人はいない様なので(むしろ、地元の人も見かけないw)、
バイクでグルッと回ってみる事にした。
所々に、間歩や関連施設の案内看板があるのだけど、道もまともになさそうな森の中だったり、
看板だけがある跡地だったりで、さすがにバイクを置いて進んでみようって気になれない。
そうしている内に、やっと道小間歩という間歩を発見。
間歩まで100mなら、ちゃちゃっと行けるな。
VTRを駐めて、間歩の方へ進んでいく。
途中、ちょっとした広場があって、久喜銀山の説明板もあった。
広場から上の方へ少し登っていくと、道小間歩の坑口があった。
中を覗くと、残念ながら柵があって、奥には入れないようになっていた。
まぁ、こんなトコで勝手に入られて何か事故があっても困るでしょうしね。
(後で調べたら、日曜日に実施している無料のガイドツアーなら入れるようですね)
元来た道を引き返し、最初の看板の所で確認すると、久喜銀山2号間歩というのが、
どうもココのメインっぽい。
そちらへ向かうと、何やら広い駐車場の様な所に出た。
あ、いや、駐車場の様な・・・ではなくて、実際に駐車場なのだけど、見ての通り未舗装。
VTRを駐めたものの、スタンドが地面にめり込んで倒れそうになる。
なんとか少し地面が固い所にVTRを置いて、散策する。
・・・あ、ちなみに奥の軽トラックは地元のおっちゃんの車で観光客ではないです。
左側の建物が集会所の様で、中に風呂があるみたいなので、風呂に入りに来ていたのかも?
平日とは言え、他の観光客は影も形もありません(笑)
日曜日とかなら結構観光客とか来るのかな?
駐車場の奥の方には、精錬所跡があるのだが、「焙焼炉」とか「溶鉱炉」とか「火薬庫跡」とか
看板が立っているだけで、良く分からず。立っている看板の数は膨大なんだけどね。
駐車場を出て、道路の向側に渡ると、そこに久喜銀山2号間歩がある。
元々は、鉱山内部に湧き出る水を抜く為の間歩だった為か、あちこちから水が滴っていた。
右側の溝には大量の水が流れ、地面にはトロッコ用の軌道が残っている。
(レール自体は、おそらく当時の物だと思われる)
その軌道上には、地元の有志で復元されたトロッコが展示されていた。
しかし・・・元々こうなのか、それとも前日夜の雨の為なのか、天井から降ってくる水滴が
多すぎて長居するとずぶ濡れになりそうなので(カメラも防水じゃないし)、早々に撤退。
再び駐車場に戻り、精錬所跡の後ろにある低い山の山頂付近に煙道があるらしく、
写真を見る限りでは中に入れそうなので、登ってみる。
登る、登る、登る。
・・・・あれ?この先は道がないよ?
写真の様なアーチを描いた煉瓦造りの煙道は見当たらず。
地面のトコに、それらしき物があるのみ。
もしかして、煉瓦造りの煙道はもうないのかな?
それとも、もっと山頂の方とか?
再び駐車場に戻ると、結構いい時間になっていた。
さて、そろそろ帰らないと。
久喜大林銀山を出発して、浜田道・大朝ICから高速に乗る。
そのまま中国道を経由し、一路北九州へ。
時期が時期だけに、渋滞しているかなぁ、、と思っていたけど、全然車が走ってないw
そういえば、昼飯食べていなかったので、途中のSAに寄って、昼食。
あ、何故か尾道ラーメンがあったので、注文。うまうま。
その後も順調に走り続け、暗くなる前には家に辿り着きました。
走行距離は、約900km。思ったより走っていたかな?
さ~て、次回のロングツーリングは九州一周とかできればいいなぁ。
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