今年はのんびり四国ツーリング(5日目)

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四国ツーリング5日目。
今日は祖谷渓を抜けて、高知まで行く予定。

ホテルを出発して、最初に向かったのは、奥祖谷の二重かずら橋。
以前、西祖谷のかずら橋、奥祖谷の二重かずら橋、どちらも行った事はあるけど、
正直西祖谷のかずら橋は一度行けば十分だと思います。
観光地化されていて、秘境という感じがしないし、なにより肝心のかずら橋が
通行料500円(今ググったら、550円になってた)するのに、一回しか渡れないし。
二重かずら橋の方なら、途中の行程(自動車だと、とっても大変www)も含めて
秘境という感じがする上、同じ料金で何度でも渡れるし、男橋+女橋+野猿で
色々楽しめるしね。

・・・ってな訳で、やってきました奥祖谷の二重かずら橋。

二重かずら橋.jpg

うはは、相変わらず人がいねぇ(^^;
貸し切り状態ですな。
祖谷のかずら橋だと、後から後から人が来るので、のんびり橋の上で写真撮影したり、
戻ってみたりとかできないけど、ココなら思う存分できるもんね。

正直な話、西祖谷のかずら橋と比べても全然劣っていないと思う(むしろ、野猿とかが
ある分、こっちの方が楽しい)けど、やはり場所が悪いのかなぁ。
西祖谷のかずら橋までは道も整備されているけど、こちらはそこからさらに1時間位
山奥の方へ登っていかなければならない上、道がきちんと整備されていないから、
大型バスはおろか、普通の自動車でさえ、離合が大変だからね。
大きな駐車場もないし・・・。

まぁ、私としてはあっちのかずら橋の様に観光名所化して、人がぞろぞろ増えるより
今の状態の方が楽しくて良いんだけどね。
地元の人は、やはり観光客が大勢来た方がよいのかな?

さて、最初は男橋。

男橋.jpg

う~ん、西祖谷のかずら橋の方が幅が広かった気もしたけど、調べたら長さ(西45m/奥41m)も
幅(どちらも2m)もほぼ同じで、面からの橋の高さが西祖谷の方が少し高い(西14m/奥10m)ようです。
もう一つ、女橋もあり、そちらは男橋より小さめ(20m×1.2m)&橋の高さも低い(4m)ので、
かずら橋初心者はそちらからでも良いかも?

西祖谷にしろ、奥祖谷にしろ、橋は隙間だらけなので、落下には注意。
身体ごと落ちる事はないと思いますが、大人でも普通に隙間に足が落ちますので。

落下注意.jpg

男橋を渡ると、すぐ右側に川辺に下りる階段が。

階段.jpg

結構急ですので、滑り落ちないように・・・。
下に下りると、上に男橋が見えます。

男橋を下から.jpg

はっはっはっ、ホントすっかすかですな。
階段の逆側には、小さな滝も・・・。
そういえば、西祖谷のかずら橋もすぐ横に滝があったなぁ。

滝.jpg

階段を登って、少し上流側へ向かうと女橋、その先に野猿もある。

女橋.jpg

野猿.jpg

野猿-2.jpg

野猿に乗っていった先にキャンプ場があるのだが、渡る手段はかずら橋を渡るか、
野猿に乗っていくかのどちらかしかない。
駐車場はずっと上の方なので、重い荷物を抱えて、キャンプ場を行き来するのは
正直大変そう・・・と言うか、重い荷物抱えて、かずら橋は渡りたくねぇ(笑)
なので、この野猿は荷物運搬の役目もあるんだろうなぁ。

さて、散々遊んだ後は、一度駐車場に戻り、のどが渇いたので、真ん前のお店で
飲み物を購入。お店の方がお菓子を出してくれたので、ありがたく頂きながら世間話。
ちょうどお店にいらしたご近所のおばちゃんが色々と昔の奥祖谷の事とか話して
もらいました。昔は、このおばちゃん、カブで冬の奥祖谷を走っていた事もあり、
雪の日に滑って崖から落ちそうになった事もあったとか(^^; 危ないなぁ。

一服終えた事だし、次にモノレール乗りに行くぞ!
実は一度来た奥祖谷を今回また選んだのは、このモノレールに乗る為でもあったのです。

奥祖谷周遊モノレール.jpg

「奥祖谷観光周遊モノレール」
何かすごそうな名前がついてますが、システムとしては業務用のモノレールを改造して、
人を乗せる事ができる様にしたものらしいです。
奥祖谷の山の中(最大傾斜40度!)をひたすら70分間乗るだけのもので、とあるページによると、
ほとんどが山の中で開けてるトコがほとんどない為、途中に見所は特に無いそうです(爆)
山の上からの素晴らしい眺望を期待して乗ると、見事な肩すかしを食うらしいです。
しかも、途中下車不可。トイレに行きたくなっても降りられません。

・・・・まぁ、何て素敵なB級観光スポットなんでしょう(笑)
インターネットでコレを見つけた時、思わず嬉しさで踊ってしまいそうになりましたw

・・・が、二重かずら橋で身体を冷やしてしまったのか、お腹の調子がすこぶる悪い。
とても、70分も途中下車なしで乗っていられる状態ではない為、今回は断念。。。(涙)
ちくしょ~、次来る時は絶対に乗るかななぁ~っ!!
・・・と決意しつつ、本館のトイレに駆け込む私でした・・・。

でも、せっかくココまできたのに何もないのは悲しいので、モノレールの駐車場前にある
国指定重要文化財の小采家(こうねけ)住宅でも見学していこう。

小采家住宅.jpg

正面の出っ張りがちょっと気になったので、何かなぁと思って近づいてみたら・・・

便所.jpg

便所でしたwww
古民家って、便所は離れってイメージがあったので、これは斬新?
でも、入り口に便所って便利そうだけど、臭そう(笑)

小采家住宅内部.jpg

中はいたって普通っぽいのになぁ。

さてさて、小采家を出発して、次に向かったのは、古民家つながり?で、
武家屋敷・旧喜多家。屋島の戦いに敗れた平家の末裔らしい。
ナビに住所をセットして、ルート案内に沿っていくけど・・・うん?道がないぞ。
目的地が道のない場所を指しており、ルート案内も途中で終わっちゃった。
周りは山間の村だけど、武家屋敷ものはどこにも見えず。案内板とかもない。
周りをうろうろしたけど、結局見つけられなかったので、諦めて次へ向かう。

・・・ん?しばらく進んで周りに家がなくなった頃に山の方に向かう分かれ道発見。
喜多家への案内板があった。
こんなトコに入り口があるのか~っ!!分からんわ、コレ。
ともあれ、コレでやっと着いたかと思って進んでいくが、一向に着く気配がない。
15分くらい山道を登っただろうか。やっと到着。

旧喜多家.jpg

メチャクチャ山の上やんけ~っ!!

旧喜多家前.jpg

振り返ると、こんなに景色良いし(笑)
途中の道は細いし、舗装ボロボロのトコ多いし、途中で引き返そうと思ったよ。

とにかく、見学見学っと。

旧喜多家-2.jpg

受付の人がいないので、何処にいるんだろうかと思ったら、食事中でした。
食事中にお邪魔して、ホント申し訳なかったですm(_ _)m

旧喜多家-3.jpg

旧喜多家-4.jpg

中は竹天井とかあったけど、思ったよりは普通。というか、意外と新しく見える。
内部が明るいから、そう見えるだけなのかな?

そろそろ昼も過ぎたし、どこか途中で昼食にしよう。
道の駅「にしいや」で、昼食。祖谷そばを注文。うまうま。

祖谷そば.jpg

でも、数年前に食べたかずら橋近くの店の方が美味しかった気がする・・・。
腹も一杯になったところで、一気に高知を目指す。
目指すは高知城。

高知城の前まで来たものの、はて・・・駐輪場はいずこ?駐車場の人に聞くと
県庁の駐輪場へ駐めろ、との事。

高知県庁前.jpg

コレ、偶々手前にスペースがあったから良いものの、奥の方だと二度と出せなくなりそう。
ともあれ、バイクを置いて、いざ高知城へ。

追手門。

高知城追手門.jpg

天守。

高知城.jpg

高知城ミニチュア.jpg

高知城模型.jpg

天守.jpg

天守からの眺め.jpg

う、う~ん・・・。城としては悪くないんだけど、私の期待が大きすぎたのか、なんか
ちょっとコレじゃない気分・・・。
微妙に消化不良な気分のまま、城を出て、本丸へ。

あ、アイスクリン屋発見。
高知に来たら、コレは食べないとね。

アイスクリン.jpg

美味い・・・美味いんだけど・・・高知に着く直前くらいから天気が悪化。
空は既に曇り空。気温も下がってきた。
その状態でアイスクリン。正直、ちょっと寒い。
昨日までの天気なら、さぞ美味かっただろうな。
何かまた腹を下しそうだ・・・。

時間を確認すると、ホテルにチェックインするにはまだ早い時間。
ならば、桂浜にでも行ってみますか。

桂浜駐車場.jpg

ふむ。既に夕方5時を過ぎているからなのか、今夜あたりから天気が崩れて雨に
なるためなのか、それ程人がいないなぁ。
まぁ、いいや。では龍馬像に会いに行こう。

龍馬像.jpg

ちょうど、期間限定(4月11日から5月24日)で、龍馬像のすぐ横に櫓が
建てられているらしい。
入場料100円を払って、櫓の上に登る。

日本の夜明けぜよ.jpg

龍馬像と同じ高さから太平洋を望む。
う~ん、ホント天気が良ければなぁ・・・。
何かもう雨が降りそう。

桂浜を出発して、今日泊まるホテルへ。
ホテルに着いて、荷物を下ろした途端、雨が降ってきた。
あ~・・・・、昨日まで泊まっていたホテルは全部屋根付き駐輪場だったんだけど、
今日に限って屋根なしなんだよなぁ。ついてないなぁ。
天気予報は明日も雨っぽいし、さてどうしよう。

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